赤のパンツがトレードマークの田村を意識したか、この日の所は赤のラッシュガードに身を包んで登場。オープンフィンガーグローブを着用すると関節技の打ち込みを始め、腕十字、アームロック、ヒールホールド、アンクルホールドと流れるように次々技を極めていく。続けてミット打ちへ入ると、パンチと蹴りのコンビネーションはもちろん、昨年大みそかのホイラー・グレイシー戦を彷彿させるひざ蹴りまで披露。さらに総合形式でのスパーリングでは腕十字で2度タップを奪い、それで終わらず足で首を固めつつアームバーを極める“ゴッチスペシャル”(20日のIGFでジョシュ・バーネットが使用したフィニッシュホールド)のような技でもパートナーをタップさせていた。
ファン時代からあこがれであった田村との対戦には体格差が懸念されているが、「試合が始まってしまえば体格差は別に……」と本人は特に気にしていないようで、それよりも「田村さんと試合のできるチャンスは一生に一度あるかないかだと思うし、決まった時は大変なことになったと思いました」と語り、夢の試合を実現させた元格闘少年としてのファン心理が勝っているようだった。
そんな所は田村の魅力を「スピードとあの筋肉と大きな選手にも負けない技術。勝っても負けてもまた見たいと思わせるプロ中のプロ」と力説。「すごい強いと思って見ていた」という。
やや浮き足立った感のある所だが、それは本人も自覚しており「やれるからって舞い上がってたらエライ目にあうと思います」と気を引き締める。
「技術的なことでは前田(日明)さんにアドバイスをもらって、対策はいま仲間と練っている最中です。あと10日くらいしかないんで、最高のコンディションを作って自分をぶつけるだけ。テーマは“挑戦”です」
ホイス、ホイラーと続いたグレイシー一家との連戦から、あこがれの相手とのドリームマッチへ。“大みそか男”所が辿り着いた夢の対戦は、一体どんな結末を見るのだろうか。
■「K−1 PREMIUM 2007 Dynamite!!」
12月31日(月)京セラドーム大阪 開場予定13:00 開始予定15:00
<HERO’Sルール/5分3R>
田村潔司(日本/U−FILE CAMP)
所 英男(日本/チームゼスト)
<K−1ルール 3分3R・延長2R>
武蔵(日本/正道会館)
ベルナール・アッカ(コート・ジボアール/フリー)
<HERO’Sルール/5分3R>
ボブ・サップ(米国/チーム・ビースト)
ボビー・オロゴン(ナイジェリア/チーム・オロゴン)
<HERO’Sルール 1R10分 2R5分 延長R5分/85キロ契約>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
西島洋介(日本/高田道場)
<HERO’Sルール 5分3R>
ズール(ブラジル/B−TOHGH)
ミノワマン(日本/フリー)
<HERO’Sルール 5分3R 70キロ契約>
宮田和幸(日本/フリー)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
山本“KID”徳郁(日本/KRAZY BEE)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル/アタイジジュニア柔術)
<HERO’Sルール 1R10分 2R5分 延長R5分/85キロ契約>
桜庭和志(日本/チーム桜畑)
船木誠勝(日本/ARMS)
<K−1ルール 3分3R 延長2R/70キロ契約>
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
チェ・ヨンス(韓国/KAHN GYM)
<K−1甲子園U−18日本一決定トーナメント決勝戦>
1回戦第2試合勝者
1回戦第1試合勝者
<K−1甲子園U−18日本一決定トーナメント1回戦第2試合>
久保賢司(日本/立川KBA)
雄大(日本/治政館)
<K−1甲子園U−18日本一決定トーナメント1回戦第1試合>
HIROYA(日本/フリー)
藤鬥嘩裟(日本/藤ジム)
[ スポーツナビ 2007年12月21日 14:42 ]

