07年度のボクシング界の“顔”となった内藤が堂々の2冠獲得だ。MVPの選考では、ライバル世界王者の長谷川穂積(真正)と坂田健史(協栄)を抑え、34票の有効投票数のうち32票を獲得。圧倒的支持を受けての初受賞となった。
MVP受賞の評価の対象となったのは、年間最高試合にも選ばれた今年7月18日に行われたWBCフライ級タイトル戦。世界同級の記録となる17度連続防衛中の名王者ポンサクレック(タイ)を判定で破り、3度目の挑戦で悲願を達成した。
また話題でも独占した。亀田大毅(協栄)を迎えた10月11日の初防衛戦は、社会問題に発展するほどの注目度だった。「国民の期待」を背負って防衛を果たした内藤はTVのバラエティー番組など多数出演し、一躍時の人となった。
2度目の防衛戦は来年1月にも前王者ポンサクレックとタイで行われる予定で現在、内藤はV2戦に備え沖縄で合宿を張っている。日本ライトフライ級王者・嘉陽(白井具志堅)らとともに走り込み中心のメニューで下半身強化に努めている。
73年の輪島功一氏の30歳を更新するMVP最高齢受賞。「一戦一戦がむしゃらにやってきた結果。今まで一度も受賞したことないので素直に喜びたい。30歳を過ぎてもやれることが証明できた」と率直な心境を吐露した。
[デイリースポーツ]
[ スポーツナビ 2007年12月18日 11:32 ]

